【エルデンリング】屈指の愛されキャラ魔術師トープスについて

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はじめに

エルデンリングには数えきれないほどのNPCが登場しますが、その中でも「魔術師トープス」は、プレイヤーからの人気がひときわ高いキャラクターです。 派手な立ち回りをするわけでも、壮大な陰謀に関わるわけでもない、ハゲ魔術師。それなのに、なぜこんなに多くの人の記憶に残るのでしょうか?

まりたん

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1週目ではあまり注目してなかったけど、2週目でトープスイベント完走!良い話だったので記事にしたよ

今回はトープスというキャラクターを、出会いから最期まで振り返りながら考察していきます。

本記事には、物語の核心的なネタバレ および 管理人(まりたん)の考察・妄想・想像が含まれます。ご了承ください。

出会いはリエーニエの寂れた教会で

トープスと出会うのは、湖のリエーニエにある「イリス教会」です。ストームヴィル城を抜けた先、ベンチにうな垂れて座っている一人の男性。話しかけると、開口一番「褪せ人かね、ルーンを恵んでくれんかね」と頼み込んできます。

まりたん

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初対面でお金(ルーン)をせがんでくるNPCなんて、怪しさ満点だろ…

ところが彼が要求してくる額は、なんとたったの10ルーン。

ゲームを進めていれば誤差にもならないような金額です。しかもその10ルーンを渡すと、彼は見返りとして魔術を教えてくれるようになります。実質タダで師匠になってくれるようなもので、この時点でプレイヤーの多くが「あれ、この人いい人かも」と感じ始めるわけです。この「第一印象の胡散臭さ」と「中身の人の良さ」のギャップこそが、トープスというキャラクターの入り口であり、最大の魅力の伏線にもなっています。

「鈍石」を自称する、かつてのレアルカリアの魔術師

トープスはもともと、名門「魔術学院レアルカリア」で学んでいた魔術師でした。しかし彼が教えてくれる魔術はごく初歩的なものばかりで、本人も自分のことを「鈍石」、つまり才能のない落ちこぼれだと自嘲しています。

彼が学院の外に締め出されている理由も切ないものです。学院内で大陸を揺るがす「破砕戦争」が起きた際、レアルカリアは中立を保つために正門を魔法で完全に封印してしまいました。トープスはたまたま外出していたタイミングでこれに巻き込まれ、そのまま学院に戻れなくなってしまったのです。本人に落ち度があったわけではなく、ただ運が悪かっただけ、というのがなんとも不憫に感じられるポイントです。才能がないと自嘲しながらも腐らず魔術の研究を続けている姿勢は、この時点ですでに彼の人柄の芯を感じさせます。

輝石鍵のエピソードに表れる、まっすぐな人柄

トープスは学院に戻るための「学院の輝石鍵」をずっと欲しがっています。会話を進めると、もしプレイヤーが鍵をもう1本手に入れたら譲ってほしい、と頼まれます。

ここで面白いのが、プレイヤーが最初に学院へ入るために使った1本目の鍵を渡そうとしても、トープスは受け取ってくれないことです。理由は単純で、「それはお前さんのものだから」。目的を達成できるかもしれないのに、筋を通そうとするこの姿勢に、多くのプレイヤーが「人格者すぎる」と感動しました。彼に渡せるのは、学院内に残されているもう1本の未使用の鍵だけ。プレイヤーはひと手間かけて2本目を探しに行くことになりますが、それすらも彼の実直さを味わうための道のりのように感じられます。

まりたん

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2本目の鍵は学院内のちょっと面倒くさいところにあったな…

最期に遺した魔術「トープスの力場」

学院に戻ったトープスは、やがて命を落とします。

まりたん

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なんでやーーー!

① 死因について

ゲーム内のテキストや会話では、具体的な死因は説明されておらず。敵に殺された形跡もなく、外傷を思わせる描写もないので、「戦って死んだ」わけではなさそうです。(ほっ・・・)よく語られる説は主に2つ。

  • 寿命・力尽き説:「トープスの力場」のテキストに「生涯を賭して探求した」とあることから、研究をやり遂げた満足感の中で息を引き取ったのでは、という説
  • 拘束されていた説:机に手が紐で括られているように見えることから一時期話題になりましたが、これはレアルカリアンローブにもともと付いている紐の意匠で、実際に拘束されていたわけではない、というのが有力な見方

なので、殺されたというより「研究を終えて、静かに力尽きた」たのでは?と思うのが自然かと。

② なぜ書庫(学び舎)の中ではなく外にいたのか

これも公式説明はなく、あくまで筆者の解釈です。彼が息絶えていたのは、学び舎の一室から出た先、水車のそばの机。つまり学院の”正式な部屋の中”ではなく、あくまで外れた場所。つまり、「学院に戻れても、結局きちんとした席は用意されなかったのでは」という切ない解釈です。「鈍石」と呼ばれ落ちこぼれ扱いされていた彼は、学院に復帰できたとしても厚遇はされず、外の机ひとつだけをあてがわれた。だとしたら、彼はその冷遇の中でも腐らず、最後まで研究を続けていたことになります。。

彼の亡骸を調べると、装備一式とともに手に入るのが、生涯をかけて編み出した魔術「トープスの力場」です。

このアイテムのテキストには、「嘲笑の対象でしかなかった理論は、新しい教室にも値する発見であった」という趣旨の言葉が記されています。誰にも評価されず、落ちこぼれ扱いされ続けた男が、最後の最後で独自の理論をひとつの魔法として完成させた。この展開こそが、トープスというキャラクターの物語を決定づける瞬間だと言えるでしょう。

補足:魔術「トープスの力場」について

「トープスの力場」という魔術は、魔術や祈祷を弾く効果を持つ戦技・魔法で、ボタンを長押しすると連続で発動できます。物語上は「後の世で新しい学派になるほどの発見」として描かれていますが、実際のゲーム内性能としては小盾・中盾向けの防御寄りの技で、いわゆる環境を変えるような派手な大魔法ではありません。むしろこの「物語上の評価」と「実際の地味さ」のギャップこそが、派手な強さではなく生涯をかけた研究そのものに価値を見出す、トープスらしい結末とも言えるでしょう。

エルデンリングの多くのNPCは、壮大な運命や陰謀に巻き込まれて退場していきますが、トープスの結末はもっと個人的で、静かなものです。誰に見せるためでもなく、ただ自分の探求をやり遂げたという事実。それが逆に、多くのプレイヤーの胸を打ちました。

なぜトープスは「屈指の愛されキャラ」と呼ばれるのか

ここまでを振り返ると、トープスの魅力は次のようなポイントに集約されます。

  • 初対面のインパクトが強烈なのに、その中身は誠実で人が良い
  • 学院を追われた理由も、鍵を受け取らない理由も、彼には一貫した誠実さがある
  • 「鈍石」と自嘲していた男が、最後に自分だけの答えを見つける

派手さはなくとも、こうした小さな一貫性の積み重ねが、プレイヤーの心に強く残るキャラクターを作り上げています。「10ルーンを無心してくるのが可愛い」「学院でいじめられていそうで不憫」といった声がコミュニティで愛されているのも納得です。公式のギャグ漫画『ELDEN RING 黄金樹への道』にもトープスが登場し、主人公にトープスの力場を伝授する場面が描かれるなど、原作を離れたところでも愛され続けている存在と言えます。

もしまだトープスのイベントを見届けていない方は、ぜひ彼の最期の言葉まで、じっくり追いかけてみてください。きっと、狭間の地で出会った中でも忘れられない一人になるはずです。

ではまた~

まりたん

まりたん

エンジョイゲーマー

アラフォーのエンジョイゲーマー
フロムゲーの考察と、スプラトゥーンを中心に、色んなジャンルのゲームを気ままに楽しんでいます。記事が面白いとおもったら、Xフォローしてね^^

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