【ナイトレイン】孤独な剣士「追跡者」とは何者か?妹を救うために夜そのものとなった男

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『エルデンリング ナイトレイン(ELDENRING NIGHTREIGN)』のキャラクターの中で、最初に使うこととなる「追跡者」。フックロープと大剣を操る俊敏な戦闘スタイルがかっこいいキャラですが、その裏にあるバックストーリーがとにかく重い……。今回は「追跡者」というキャラクターの人物像から、物語のネタバレ部分まで、自分なりの解釈も交えつつ紹介していきたいと思います。

本記事には、物語の核心的なネタバレ および 管理人(まりたん)の考察・妄想・想像が含まれます。ご了承ください。

追跡者の基本プロフィール

追跡者は、狭間の地からはるか遠く離れた「風鳴りの丘」という土地の遊民出身。フックロープを使った変則的な間合いと、大剣による重い一撃を組み合わせた、俊敏かつ執拗な戦闘スタイルが特徴です。

彼が円卓に囚われ、夜を狩り続ける「夜渡り」の一人となったのには理由があります。かつて彼の一族は「長い夜」によって滅ぼされ、生き残ったのは彼ただ一人。夜への強い憎しみと復讐心が、彼を戦いの場に立たせ続けている原動力となりました。

まりたん

まりたん

狭間の地そのものを襲った災厄(長い夜)に故郷が呑まれたと思われる

無口な戦士の、不器用な優しさ

追跡者は基本的に無口で、夜に対しては強い敵意を隠しません。でも仲間思いな一面もあって、円卓では武具の手入れを手伝うことで心を落ち着けている様子が描かれています。

意外な特技として「料理」も持っていて、亡き母から教わったという故郷の郷土料理「ピタパン」を焼いて仲間に振る舞う場面もあるとのこと。復讐に生きる孤独な剣士なのに、こういう日常的な優しさもちゃんと見せてくれるところに、すごく人間味を感じます。

まりたん

まりたん

おにいちゃんの作ってくれたピタパン、食べてみたいね

生き別れた双子の妹「レディ」との再会

ここから物語の核心に触れていきます。

追跡者には、同じく円卓に囚われている「円卓の巫女(レディ)」という、生き別れの双子の妹がいます。ただ、夜渡りとして戦い続ける中で記憶を失っていて、二人は最初、互いが兄妹だと気づいていませんでした。

転機になるのが「対の耳飾り」。風の紋様と「双子の馬は並んで駆ける」という一節が刻まれたこの耳飾りを重ね合わせたことで、追跡者は目の前の巫女こそが失われた妹だと悟ります。この耳飾りの伏線、後から振り返るとかなり丁寧に張られていたんだなと感じました。

「夜の王を倒す」ことの残酷な代償

本来、夜渡りたちの目的は「夜の王」を打ち倒し、世界に平和を取り戻すことです。でも円卓の巫女であるレディには、夜の王を倒して役目を果たした瞬間、円卓とともに消滅してしまうという残酷な運命が課せられていました。

つまり「夜の王を倒す」ことは、そのまま「妹との永遠の別れ」を意味していたわけです。ここに気づいたときの絶望感、想像しただけでしんどいですよね……。この事実を知った追跡者は、妹を犠牲にすることなく救う道を模索し始めます。

追跡者エンディング──自ら「新たな夜の王」となる道

仲間である隠者から手がかりを得た追跡者は、夜の王そのものを模倣し、自分自身が「新たな夜の王」となるという選択をします。

自らが夜の王として君臨し、歩み続けることで円卓を作り直させ、その結果として妹レディを呪縛から解放することに成功。もう二度と妹と再会することは叶わず、再び終わりのない夜を歩み続けることになったとしても、彼は妹を生かすためにその道を選びました。

なぜ王の左手は人間みたいなのか?

それは「追跡者」と「王」の対比ではないかと。
追跡者が最後「銀の雫」によって人間性を手放し、新たな存在へと変貌していくのに対し、絶望の象徴であった王の側に「人間の肉体」が残されているという皮肉な対比

  • 追跡者: 人間から「人間ではないもの(銀の雫・新たな器)」へ
  • 夜の王: 怪物でありながら、最後まで「人間だった名残り」を捨てきれなかった存在

すべてを夜に染め上げ、冷徹な王として立ちふさがっていた存在の最期に、その「素肌の左腕」が見えることで、王自身もまた時代の犠牲者であったような、切なく儚い余韻をプレイヤーに与えています。

正直私は、このエンディングは「ハッピーエンド」と呼んでいいのか迷うところがあります。妹は救われたけど、追跡者自身は誰にも知られないまま夜を彷徨い続けることになる。それでも「これでよかった」と思えるような選択をした彼の在り方に、すごく胸を打たれ・・・切ないッ・・・!!!

まりたん

まりたん

フロムゲームらしいダークで切ないエンディングだね・・・

円卓の仲間たちが見た「追跡者」

物語の中では、他の夜渡りたちの視点からも追跡者の異変が描かれています。

  • 無頼漢:追跡者の消耗や異変にいち早く気づき、気遣う存在
  • 復讐者:追跡者の生命力が尽きかけていること、つまり死期が近いことを鋭く察知していた
  • 隠者:円卓に背いてでも妹を救いたいという追跡者の願いに応え、「銀の雫」などの重要な手がかりを与える協力者

こうして周りのキャラクターたちの視点を並べてみると、追跡者本人は多くを語らないぶん、まわりが彼の変化に気づいていくという構図になっていて、それもまた切ないなと感じます・・・

まとめ(と個人的な考察)

追跡者は、故郷を失った悲しみと復讐心を抱えながらも、生き別れの妹を救うために自らの運命を差し出した、静かで不器用な優しさを持つキャラクターだと思います。無口な戦士という表の顔と、料理を振る舞う人間味あふれる一面、そして妹のために「新たな夜の王」となることを選んだ壮絶な決断・・・これらが重なることで、彼の物語がより深く感じられることができました

ちなみに、ジャーナルの記述を読んでいると、「追跡者が妹を救う世界線」と「レディが追跡者を救うために自らを捧げる世界線」など、円卓には複数のパラレルワールドが重なり合っているんだろうな、と個人的には思っています。あくまで一つの解釈にすぎませんが、こういう考察の余地があるのも『ナイトレイン』の面白いところだな~と感じました。

まりたん

まりたん

エンジョイゲーマー

アラフォーのエンジョイゲーマー
フロムゲーの考察と、スプラトゥーンを中心に、色んなジャンルのゲームを気ままに楽しんでいます。記事が面白いとおもったら、Xフォローしてね^^

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